物語法

第3回 物語法を極めてみる

第3回目は、モノではなくコト。言葉を覚えます。
これで物語法を極められます。

今までは、口紅やパンダなど、確実に見た事のある物質ばかりでした。今日は動詞や形容詞の言葉を絵にする練習をします。

コトを絵にする練習

では、これを絵にしてみてください。

走る

走る、という動作です。

これは、動きをイメージすれば良いのは分かりますよね。

・新しい

形容詞です。新しいものをイメージします。
「新しい」と言って、すぐに思い浮かぶもの。これが一番です。

どうでしょう。何か思い浮かびましたか?
ここでは買ったばかりのピカピカの新車を例として使います。

本当に輝いていて、
乗ると新車のいい匂いがするまでイメージできると
「新しい」という言葉が出やすくなります。

コトを混ぜてストーリーを作る

では、今回はその言葉を混ぜます。

  1. 走る
  2. 忍者
  3. 梅干し
  4. スーツ
  5. 新しい

これを覚えるターゲット、という言葉で言います。
それでは、この5つのターゲットをつなげてみましょう。

前回の終わりのキリンからです。

キリン➡走る

キリンがサバンナの草原を走っています。
テレビなどで見た事ありますよね。

忍者

走っていると、忍者が後ろから走ってきてキリンの横に並びます。

梅干し

走った先に、何故かちゃぶ台がありお皿の上に梅干しが乗っています。
忍者は止まって、それを口に入れます。

スーツ

梅干しを口に入れたところ、
いつの間にかそこはスーツ売り場になっています。

新しい

そのスーツの店を出ると、そこにピカピカの新車が待っています。
それが「新しい」です。

さあ、頭の中にイメージできたか。確認してみましょう。

途中、余計な言葉が入ったり、
飛ばしてしまう事のないよう、

気をつけて再現しましょう。

逆再生もやってみてください。

コトを入た10の言葉で物語を作る

それでは次です。

新たに動詞だけでなく目に見えない「香り」も入れた、
次の10の言葉をつなげてみてください。

  1. 広い
  2. なめくじ
  3. パンくず
  4. 総理大臣
  5. 丸い
  6. ドラッグストア
  7. 書く
  8. 香り
  9. ごみ
  10. 割れる

できれば自分でイメージを作ってください。
下記は物語の作り方参考です。

  1. 新車の中に入ってみたら、思いのほか広いので驚いた。
  2. でも、床になめくじがいたので、それにも驚いた。
  3. ナメクジなのにアニメキャラのようにウィンクしたので、
    思わずパンくずをあげたら、喜んで食べた。
  4. その様子を見ていた総理大臣が興味深そうにやってきた。
  5. 総理大臣は、丸いボールを持っている。
  6. それを目の前のドラッグストアに向かって投げる。
  7. ドラッグストアの店の前では、
    店員がポスターに何か書いている。
  8. 書いているポスターから香水が飛び出してきて、
    いい香りを振りまく。
  9. その香水の中身がなくなったので、
    容器をごみ箱に投げ入れる。
  10. ごみ箱は、ヤワな陶器だったので、割れる。

それでは、思い出してみましょう。
スピードアップを意識して、
指おり数えながら思い出してみてください。

逆再生もやってみましょう。

45言葉をつなげた物語を頭の中で再生する

さあ、ここまでで45つなげた物語を作りました。

では、物語を最初から全ての言葉を引き出してみましょう。
ひとつ1秒で、45秒で全てを思い出す練習もしてみていただきたいです。

ストップウォッチでも置いて、1秒でひとつ思い出すように
やってみてください。

  1. ソフトクリーム
  2. 口紅
  3. 隕石
  4. 太鼓
  5. パンダ
  6. ガムテープ
  7. ピラミッド
  8. 警察官
  9. うどん
  10. プロレスラー
  11. バイオリン
  12. マフラー
  13. おけ
  14. 雪上車
  15. サングラス
  16. 新聞
  17. カヌー
  18. 黒板
  19. ベッド
  20. 線路
  21. ケチャップ
  22. 砂場
  23. トランポリン
  24. おばあさん
  25. ばけつ
  26. 富士山
  27. キリン
  28. 走る
  29. 忍者
  30. 梅干し
  31. スーツ
  32. 新しい
  33. 広い
  34. なめくじ
  35. パンくず
  36. 総理大臣
  37. 丸い
  38. ドラッグストア
  39. 書く
  40. 香り
  41. ごみ
  42. 割れる

いかがでしたか?

何となく分かったと思いますが、
覚えたはずの事も忘れている事もあると思います。

それが普通です。
そう、一発ではなかなか覚えられるものではないのです。

よほどインパクトの強いものでないと記憶が薄れてゆくのです。
これは、当たり前の事です。

その“忘れてしまう感覚”もとても重要な勉強のひとつなのです。

どのような映像は比較的覚えていられるのか、
また、逆に忘れやすいのか。

肌で感じてもらう事が大切なのです。

それを乗り越える事で、しっかりと頭に残る事になるのです。

さて次は、物語法を捨てて次のステップにいきます。
いよいよ、長文の文章を覚える方法に近づいてゆきます。

お楽しみに!