前世旅行社あれこれ

ジャナードの前世

最後、アカーシャのスタッフが飛び立った時に。ちょっとしたエピソードがありました。

名残惜しい気持ちでメイリアから離れたビッグローズは、上空に集まったスタッフたちのところへ行きました。そこでは次にどこへ行くかを問いかけます。

アカーシャスタッフのエピソード

電気スタンド「さあ、どちらへ行きましょうか」
テレビ「森の連中とは関わりとうない。決まっとるじゃろ、あっちじゃ」

そう言って、テレビが指したのは西の方向だった。それは明らかにカミーゼと正反対に行きたいという事だ。

ビッグローズ「森の連中?・・・」
ビッグローズは不思議そうにジャナードの方を見る。

そしてハッとする。

ビッグローズ「ジャナードさんて・・・あのカタツムリの生まれ変わり・・・?」
スタッフは一斉にビッグローズを見た。

電気スタンド「そうよ」
テレビ「何じゃ、今さら」
掃除機「気づいてなかったの?」
ミラー「フフン、まだまだだね」

ビッグローズ「何万年も前の事なのに・・・」

青い鳥に命を助けられたカタツムリは、その恩を返すためにジャナードに生まれ変わってラルウを助けに来たのだ。

ビッグローズ「さすがは、メ・ソウル・・・」
テレビ「何か言ったか?」
ビッグローズ「フフッ、いいえ」

そして、スタッフは西に向かって飛んで行く。

ジャナードの前世

青い鳥が水平線に向かって飛んで行くのを見つめていたのは大木だけではありませんでした。

鳥の死骸の真横では、カタツムリがじっとみつめていたのです。それを魂に刻み込んで転生してゆくわけです。

カタツムリは、その後転生してもなかなか人間になれませんでした。

強い動物へ、より強い動物へ。
中世ヨーロッパでは鷲になってネルを遠くから見守っていました。近世アメリカでは野犬としてウィリアムを川で助けようともしました。

そして今世、ようやく人間になって魂に刻まれた使命を果たしたのです。

その他の前世

古代の森にはメイリアとパメラもいたのでしょうか。大木のそばで赤と白の花が寄り添うように咲いていたのがそうなのでしょうか。

ジャナードとカンターも何か因縁がありそうです。一体、前世ではどのような関係だったのでしょうか。

この島ではお互いにそぶりも見せませんでしたが、実は惹かれあっていたジャナードとレミューサ。彼らの過去にも何かあったかもしれません。

ラルウは、いずれジャナードを見つける旅に出るでしょう。魔法のペンダントに記した願いごとを叶えるために。もしかしたら、レミューサも一緒かもしれません。

この続きを誰か作ってくれるといいな、と思います。