記憶術でおぼえる英単語 きおたん

目次

What’s きおたん

記憶術の極意とは何か、普通の語呂合わせとどのように違うのか、などを解説いたします。

1.まず、頭の中に情景をイメージさせる

長期記憶のポイントがこれ。それが、今まで多々出ている語呂合わせのおぼえ方と全く違うところです。それが映像記憶シーンです。「scene」や「情景」として」」なるよう、きおたんでは単語ひとつひとつにストーリーが作られています。

2.似ている単語をすみわけできる

見た目の文字が似ている単語は多々あります。fall と fail、lord と load、apparent に appeal、appearもそうです。

それを、文字から映像に置き換える事で混乱を避ける のです。

3.セットにしてまとめて覚える

合わせておぼえるべきものは並べています。

4.英語ではじまり日本語で締める

これこそが試験を切り抜ける一番のおぼえ方です。日本語ではじまって英語で締める方法ではコスパが悪くなるのです。

例えば試験の英文の中でいきなり She halted there と出てきたらどうでしょう。halt が「立ち止まる」という意味だと分からなかったら、そこでつまずきます。

一方、英作文で「彼女はそこに立ち止まった」とする時、stop を使えば事足ります。つまり halt という単語は、英語日本語の時だけ必要なのです。

”見る” も look、watch、see さえ使えれば gaze、stare、glimpse、grance は意味だけわかれば良いわけです。外国人にとっての”見る”と”観る”と同じです。

これを踏まえて、すべての単語は先頭に英語の読みを、末尾に日本語の意味を置くようにしているのです。

5.読みで始まり意味で終わるルールで混乱を避ける

このルールがキッチリしていないと、数多くの単語の記憶で混乱してくるのです。このルールがない語呂合わせが世の中に多数存在しています。単語数が3000も4000もなってくると、ここが混乱のポイントになってくるのです。

上の例で言えば、このフレーズまで出てきても「無限」だったのか「消費する」だったのかがはっきりしなくなってくるのです

allowでは、この2つの言葉がでてきます。でも、必ず締めの言葉になっていると分かれば「罪」ではなく「許す」となるのです。

例えば de で始まる単語は高校で習う中に37語もあり、似通った単語も少なくありません。

6.リズムでおぼえる

きおたんは全て五七五になっています。言うまでもなく、日本人の一番頭に残りやすいリズムです。「鳴くようぐいす平安京」も同様です。

そして、そのリズムに乗れるよう読み方を配しています。中には漢字と読みを変えた方が覚えやすい場合があります。

similar の例では、「市民ら」という文字を見ながら「シミラー」と読む。やってみれば分かりますが、これで単語と意味がフレーズとして頭に残ります。

7.シリーズもあります

頻繁に出てくる接頭語などは、キャラ設定して覚えやすくしています。in- は

・インスタ映え命の女・イン in- 「イン」が含まれる単語

バズらせるためなら人の迷惑も顧みない、自己中の派手女です。でも、そのためにインスタの研究もしっかりしています

この他のシリーズ

・中国武術の修行娘・リー 接頭語 re- 

17歳の少女リーは、山の中の寺で武術の修行をしています。師匠は呼吸で氣を自在に操る大家。そして山の猿と仲良くなり猿飛の術なども体得してゆきます。そこで、故郷の村が攻め込まれたとの知らせが入ります・・・

・働き者のキツネ・コン  接頭語 con-

コンは食堂で働いています。キッチンやホールだけでなく店のポスターや集客までする仕事好き。ある日、アニマルパークから仕事の話がきます・・・

8.情報はシンプル

辞書と違い、単語についての品詞や派生語、使用例などの情報がありません。これらは後から必ずついてきます。発音記号は表示されていますが、これも飛ばしても構いません。

とにかく単語の意味をつかむ事に特化しています。

9.混乱せずにおぼえられる

末尾を日本語訳にしているもうひとつの理由が記憶の混乱を防ぐことです。どのような混乱が起きるかといいますと、

altogether では「負けを認める完全に」という言葉が出てきます。

しかし、もし “末尾が日本語訳” という決まりがなかったら、「負け」「認める」「完全」のどれが訳か分からなくなってしまうのです。

10.そしてレベルアップのための試行錯誤

このように、あの手この手で変化を持たせて記憶の混同を避けていますが、さらに作ったものを覚えやすくレベルアップさせています。

下記はインスタ例↓ ※受験レベルの単語。昔作ったものの練り直しです。

 

収録単語について

きおたんでは、日本では日常に使われており、わざわざ記憶術を使っておぼえる必要のない単語はあらかじめ除外しています。高校1年では約450語の単語を学習しますが、それを除外した369語を収録しました。(除外例:market paper class position heavy highly economy)

全収録単語・除外単語はHPで公開しています。​⇒こちら