場所法の6回目です。
このタイトルは言いえていません。正確にいうと、「たくさん覚える方法を体験してみる」です。
同じ場所を使って別の言葉を暗記できるという事をやってみるわけです。
目次
パフォーマンスは何回も同じ場所をつかう
記憶術パフォーマンスって見た事ありますか?
たま~にテレビでやってるし、タモリさんがテレビでやったのものYouTubeで見られます。他の記憶術の先生たちの映像も出てきます。
タモリさんは別として、記憶術の先生方はいつも新たな場であのパフォーマンスをやる必要があります。もしかしたら、1日に何回かやらなければならないかもしれませんよね。
では、先生方は一体、記憶の場所をいくつ持っていると思います?
実は、普通に考えれば記憶術の先生は30の場所さえ持っていれば事足ります。
それさえあれば、パフォーマンスで何回も使えます。
パフォーマンスで覚えたものは、比較的すぐに忘れる事になります。
よほどインパクトのある映像であれば一週間くらい持つかもしれませんが、たいていは1~2日で消えるはずです。
またその翌日も思い出し、としていれば長期記憶になってゆくので覚えていることもできますが、パフォーマンスでは、その時だけ覚えていられればいいので、その必要はないので、忘れてゆくのです。
という事で、場所法の今回は、以前使った場所で新しい言葉を入れてみましょう。
実際に頭の中でどうなるのかをご自身で見ていただくことができます。
それで、多くの事を場所法で覚えられることがわかると思います。
以前使った場所のおさらい
まずは、頭のてっぺんから胸までの1~10に置いた言葉を思い出してみましょう。
画面を見ずに指折り数えながらやってみて下さい。
- ネコ
- ほうちょう
- 電球
- ミルク
- バナナ
- バラの花
- ボール
- ロープ
- 国会議事堂
- 海
全部覚えていましたか?
さて、それではこの場所に新たな言葉を置いてみましょう。
新しい言葉はこれです。
- かつおぶし
- さかな
- みみず
- にぼし
- ビーフジャーキー
- さんま
- まぐろ
- さば
- 骨
- ツナ
参考に、ビデオで弟子が考えた絵をご覧ください。
弟子君はまだ良いアイデアが出せません。
もっとインパクトのある絵にできるなら、その方が良いと思います。
あくまで参考としてごらん下さい。
↓「頭が割れてかつおぶしが出てくる」が弟子君の考えた絵です










まずは、今覚えた1~10の映像を思い出しながら言葉を引き出してみて下さい。
試しに逆再生もしてみて下さい。10から1まで逆に思い出すこともできるはずです。
そうすると、その場所には2種類の映像と言葉が入った事になります。
左側が前回、右側が今回ですね。
実際に自分で思い出して、両方覚えられた事を確認してみると感覚がわかると思います。